子育て中の宅食おすすめ12選【2026年最新】献立づくりと作り置きから解放されるのはどれ?

保育園のお迎えから帰宅して、着替えさせて、手を洗わせて、そこからようやく夕食づくり。冷蔵庫を開けて何があるか思い出しながら、今日のおかずを決める——この数分間がいちばんしんどい、という声を子育て世帯からよく聞きます。実際に手を動かしている時間よりも、何を作るかを決める作業のほうが気力を削っていくのです。

週末に作り置きをすれば平日が楽になる、と言われます。それは間違いではありません。ただし土曜か日曜の午後を2〜3時間まるごと使い、翌週の献立を考え、買い出しに行き、大量の洗い物を出すことになります。子どもの習い事や体調不良が重なれば、その時間はあっさり消えます。作り置きが崩れた週の平日ほど、夕食づくりの負担は跳ね上がります。

そこで現実的な選択肢になるのが宅食(宅配弁当・宅配惣菜)です。この記事では、2026年10月時点の最新料金をもとに、子育て世帯にとって本当に使える宅食12社を紹介します。単なる価格比較ではなく、献立を考える作業がどこまで消えるか、届いてから食卓に出すまでに何分かかるか、家族の人数に合わせて増やせるかという、子育て中ならではの視点で整理しました。1週間の献立ルーティン例や、宅食代を時間の値段に換算する考え方まで踏み込んでいるので、続けられる形が見つかるはずです。

子育て中の食事づくりがしんどい本当の理由|宅食で減らせる家事はどこまで?

夕食づくりがつらいと感じたとき、多くの人は「料理が下手だから」「要領が悪いから」と自分を責めてしまいます。でも実際にしんどさを生んでいるのは、調理そのものではなく、その前後にぶら下がっている見えない作業です。まずはここを分解しておきましょう。

総務省統計局の令和3年社会生活基本調査では、6歳未満の子どもがいる世帯の妻の家事関連時間が1日7時間台に達しており、そのうち食事の管理に相当する時間がまとまった割合を占めています。内閣府の令和7年版 男女共同参画白書でも、共働き世帯で家事・育児の負担が片方に偏る構図は依然として続いていると指摘されています。つまりこのしんどさは個人の能力の問題ではなく、構造的に時間が足りていないということです。

いちばんの負担は調理ではなく、毎日の献立を考える時間

炒め物を1品作るだけなら15分もかかりません。それでも夕食づくりが重く感じるのは、調理に取りかかる前に意思決定の連続が挟まっているからです。冷蔵庫の在庫を思い出す、賞味期限の近いものから優先する、昨日とかぶらないようにする、子どもが食べられる味付けにする、野菜とたんぱく質のバランスを取る。この判断を毎日繰り返すことが、実際の調理時間よりも大きな消耗を生みます。

しかも子育て中は、この判断を落ち着いた状態でできません。子どもが足元にまとわりつき、下の子が泣き、上の子が宿題を見てほしいと言ってくる中で献立を決めることになります。判断の質は下がり、結局いつもの3〜4品をローテーションすることになり、それが続くと今度はマンネリへの罪悪感が乗ってきます。

宅食がこの負担に効くのは、判断そのものを外部に渡せるからです。おまかせ型のサービスなら、今週何を食べるかを考える工程がまるごと消えます。メニューを自分で選ぶタイプでも、注文は週1回まとめて済むので、毎日の意思決定が週1回に圧縮されるという変化が起きます。夕方に決めるのではなく、落ち着いた時間に決められるという点も大きな違いです。

買い物・調理・片づけのうち、宅食に任せられるのはどこか

食事に関わる家事は、大きく「献立決め」「買い物」「調理」「配膳」「片づけ」の5工程に分かれます。宅食を使うと、このうち献立決め・買い物・調理の3つがほぼ消えます。残るのは配膳と片づけですが、冷凍弁当や容器付きの惣菜なら鍋やフライパンの洗い物が出ないため、片づけの負担も自炊の半分以下になります。

具体的に見てみましょう。平日の夕食を自炊で用意すると、献立決めに5分、週2回の買い物が1回30分(1日あたり約12分)、調理に30分、片づけに15分で、1日あたりおよそ60分。これを宅食に置き換えると、温めに5〜7分、配膳に3分、容器を捨てるか軽く洗うのに2分で、1日あたり10分強まで下がります。平日5日で計算すると、週に約4時間が戻ってくる計算です。

ただし、すべてを宅食にすると子どもが食べられないメニューが出てきます。現実的なのは、主菜を宅食に任せて、ごはんと汁物、ちょっとした野菜だけ自分で用意する形です。この組み合わせなら1日あたり20分程度で夕食が完成し、子どもの好みにも調整の余地が残ります。

週末の作り置きと宅食は、どちらか一方に決めなくていい

作り置きをやめる決断は、意外と重たいものです。せっかく習慣にしてきたのに、と感じる人もいますし、宅食に切り替えて口に合わなかったらどうしようという不安もあります。でも、この2つは排他的な選択肢ではありません。

おすすめは、まず週2〜3日だけ宅食に置き換えてみるやり方です。作り置きは週末に1〜2品だけ作る量に減らし、残りの日は宅食でまかないます。こうすると作り置きにかける時間が2時間から40分程度まで下がり、それでも宅食が合わなければすぐ元に戻せます。いきなり全部を切り替えるより、家族の反応も見ながら調整できるので失敗が少なくなります。

実際、宅食を続けている子育て世帯の多くは、完全に置き換えているわけではありません。作り置きを週1品だけ残す、週末は自炊で平日は宅食、子どもの分だけ手作りで大人は宅食といった具合に、生活に合わせて配分を変えているのが実情です。この記事の後半では、その配分の決め方も具体的に紹介します。

子育て世帯向けの宅食の選び方|献立管理と時短で見る5つの基準

宅食を比べるとき、つい1食あたりの値段だけを見てしまいがちです。でも子育て世帯の場合、価格よりも先に確認しておくべき条件がいくつかあります。ここを外すと、安く契約できても結局使わなくなってしまいます。

献立を考えなくていい仕組みか(週替わりおまかせか、自分で選ぶか)

宅食は大きく、届くメニューが毎週決まっているおまかせ型と、100種類前後のラインナップから1品ずつ選ぶセレクト型に分かれます。献立を考える負担をゼロにしたいなら、迷わずおまかせ型です。ツクリオ・ワタミの宅食・シェフの無添つくりおきなどが該当し、注文を確定したあとは何も判断する必要がありません。

一方でセレクト型は、nosh・ライフミール・三ツ星ファーム・DELIPICKSなどが代表格です。子どもが苦手な食材を外せる、辛いメニューを避けられる、といったコントロールができるのが強みで、好き嫌いがはっきりしている子どもがいる家庭ではこちらのほうが無駄が出ません。ただし、選ぶ作業そのものが負担になる人もいるので、自分がどちらのタイプかを見極めてください。

判断の目安は簡単です。「何を食べるか考えるのが嫌」ならおまかせ型、「何が届くか分からないのが不安」ならセレクト型。どちらも捨てがたい場合は、おまかせ型を週の主軸にして、セレクト型を子ども用のストックとして少量併用する形が現実的です。

届いてから食卓に出すまでの実際の手間と時間

同じ宅食でも、食卓に出すまでの手間はかなり違います。いちばん短いのは冷蔵の日替わり弁当で、電子レンジで2〜3分温めるか、そのまま出せるメニューもあります。冷凍弁当はレンジで5〜7分。わんまいるのような湯せんタイプは鍋にお湯を沸かす手間が加わりますが、複数人分を同時に温められるので家族が多い家庭ではむしろ有利です。

見落としがちなのが、電子レンジが1台しかない家庭で人数分を温める時間です。冷凍弁当を4人分用意しようとすると、1食6分×4回で24分かかります。子どもが待てない時間帯にこれは現実的ではありません。この点で、大皿で届くツクリオやシェフの無添つくりおきは有利です。大皿ごと温めて取り分ければ、家族全員分が1回の加熱で済みます。

ヨシケイのようなミールキット型は、カット済み食材が届くので包丁は最小限ですが、調理時間は10〜35分かかります。料理そのものは続けたい、でも献立と買い物からは解放されたい、という家庭に向いています。ミールキットの詳しい比較も参考にしてください。

冷蔵・冷凍・ミールキットの3タイプはどう使い分ける?

冷蔵タイプは、作りたてに近い味と食感が残るのが最大の魅力です。ワタミの宅食は平日毎日1食ずつ、ツクリオとシェフの無添つくりおきは週1回まとめて届きます。冷凍庫を一切使わないので、子育て世帯で冷凍庫が離乳食やストック食材で埋まっている場合でも導入できます。ただし消費期限が当日〜4日と短いため、届いた分をその週に食べきる前提が必要です。

冷凍タイプは、ライフミール・nosh・三ツ星ファーム・ワタミの宅食ダイレクト・ママの休食などが該当します。賞味期限が数か月あるので、急な残業や子どもの発熱で予定が崩れても無駄になりません。子育て中はスケジュールが読めない日が多いので、この「腐らせない安心感」は想像以上に効きます。代わりに冷凍庫の容量が課題になります。

ミールキット型のヨシケイは、この2つとは性格が違います。料理をする時間は残りますが、献立と買い物が消えるうえ、できたてを食卓に出せます。子どもと一緒に料理をしたい、手作りの実感を残したいという家庭には、これがいちばん満足度が高い選択になります。冷凍庫が空かない家庭は、冷蔵で届く宅食の比較もあわせて確認しておくと選びやすくなります。

家族の人数に合わせてセット数を増やせるか

一人暮らし向けに設計されたサービスをそのまま家族で使うと、割高になったり量が足りなかったりします。子育て世帯で確認したいのは、1回の注文で家族分をまとめられるかという点です。

大皿型のツクリオは2人前と4人前のプランが選べ、4人前×週5食なら1食848円まで下がります。シェフの無添つくりおきも、食卓サポートプラン(大人2名+幼児1名の約2日分)と食卓おまかせプラン(大人2名+小中学生2名の約3日分)の2段階が用意されています。家族構成に対応したプラン設計があるサービスは、子育て世帯向けに作られていると考えていいでしょう。

冷凍弁当型の場合は、1人1食という単位なので人数分を掛け算するだけです。ただし4人家族で平日5日分をまかなうと20食となり、冷凍庫に入りきりません。現実的には、大人2人分だけを宅食にして子どもには取り分ける、あるいは週2〜3日だけ全員分にするといった運用になります。ワタミの宅食やデイリーコープのように毎日届くタイプなら、この容量問題自体が発生しません。

続けやすい価格と、スキップ・お休みのしやすさ

宅食は1回試して終わりではなく、続けてこそ効果が出ます。だからこそ、通常価格で計算して無理がないかを先に確認してください。初回限定価格は各社かなり安く設定されていますが、2回目以降は通常価格に戻ります。

大人2人分の夕食を平日5日、1か月(約20日)宅食にした場合の目安を出しておきます。ライフミール(1食510円)なら2人×20日=40食で20,400円+送料980円×2回で約22,360円。ワタミの宅食のまごころ手鞠(1食590円・宅配料込み)なら40食で23,600円。ツクリオの4人前×週5食(1食848円)なら週16,960円で月約67,840円ですが、これは4人前なので家族4人分の夕食がまかなえる計算になります。

もうひとつ重要なのが、スキップと停止のしやすさです。子育て中は帰省や旅行、子どもの入院など、予定が変わる週が必ず出てきます。ライフミールはお届け日の5日前まで、noshは配送スケジュールに応じてマイページから、ワタミの宅食は週単位で注文するのでそもそも翌週を頼まなければお休みになります。一方でライフミールの冷凍庫レンタルを利用している間はスキップが12か月で2回までに制限され、三ツ星ファームの長期継続応援プランは6回未満の解約に7,700円がかかります。割引の条件として継続が求められる仕組みは、事前に必ず確認してください。

子育て中の宅食おすすめ12選【2026年最新】

ここからは、献立を考える負担がどこまで消えるか・家族分をまかなえるか・届いてから何分で出せるかという3点を軸に、子育て世帯向けの12サービスを紹介します。価格はすべて2026年10月時点の税込表示です。より幅広く比べたい方は、宅食おすすめランキングTOP21もあわせてご覧ください。

サービス名 タイプ 1食あたり(税込) 送料 献立の決め方 家族対応 子育て世帯での使いどころ
ライフミール
ライフミール
冷凍弁当 490〜520円 980円(沖縄1,480円) 100種類以上から選択 20食セット+冷凍庫レンタル 後回しにしがちな親の夕食を安く確保
ツクリオ
ツクリオ
冷蔵・大皿惣菜 848〜1,331円 無料(価格に込み) 週替わりおまかせ 2人前・4人前プラン 週末の作り置きをまるごと代替できる
ワタミの宅食
ワタミの宅食
冷蔵・日替わり弁当 450〜790円 0円(宅配料込み) 毎日日替わりおまかせ 人数分を追加注文 平日5日分の献立が毎日自動で決まる
DELIPICKS(デリピックス)
DELIPICKS(デリピックス)
冷凍弁当 795〜994円 地域別(関東・関西1,100円前後) 1品ずつ選択 まとめ買いほど割引 子どもの苦手食材を外して選べる
ワタミの宅食ダイレクト
ワタミの宅食ダイレクト
冷凍弁当 465〜546円 880円(北海道1,210円・沖縄2,420円) セット単位のおまかせ 20食セットあり 作れない日に備える冷凍ストック
シェフの無添つくりおき
シェフの無添つくりおき
冷蔵・惣菜セット 5,173円/5種セット 990円(初回無料) 週替わりおまかせ 5種・9種の2プラン 添加物を抑えた味付けを任せられる
ヨシケイ
ヨシケイ
ミールキット 約637円(2人用5日間6,370円〜) 無料(自社配達) コースのおまかせ献立 2人用・3人用コース 料理は続けたいが献立と買い物は手放したい
わんまいる
わんまいる
冷凍・個包装おかず 約1,256円 1,080円(北海道・沖縄2,645円) 週替わりおまかせ 湯せんで複数人分を同時加熱 国産素材で副菜まで整えたい日に
三ツ星ファーム
三ツ星ファーム
冷凍弁当 603〜927円 990円(北海道・沖縄2,500円) 1品ずつ選択 7食・14食・21食 主菜+副菜2品で親の食事が一皿で整う
nosh(ナッシュ)
nosh(ナッシュ)
冷凍弁当 612〜719円 地域・食数別1,023〜1,992円 100種類以上から選択 最大20食セット 家族の好みに合わせてメニューを回せる
ママの休食
ママの休食
冷凍弁当 945〜1,320円 初回無料(以降858〜2,860円) プラン別おまかせ 4食・8食・12食 妊娠期・産後の親の栄養を優先したい時期に
コープデリ デイリーコープ
コープデリ デイリーコープ
冷蔵・日替わり弁当 464〜842円 無料 日替わりおまかせ 人数分を追加注文 1日分ずつ届き保存場所がいらない

1位 ライフミール|1食500円台で続けやすく、親の夕食を確実に確保できる

ライフミール

サービス名 ライフミール
料金プラン 7食3,640円(1食520円)/10食5,100円(1食510円)/20食9,800円(1食490円)(税込・定期)
まとめ買い 8回分のまとめ買いで10食セット34,188円(1食427円)/20食セット63,200円(1食395円)
初回価格 10食セット1,900円(1食190円)※冷凍庫の無料レンタル同時申込が条件
送料 沖縄以外980円/沖縄1,480円(ごはん付きセットを含む場合は沖縄以外1,230円/沖縄1,730円)
メニュー数 100種類以上・1品ずつ自由に選べる
栄養基準 430kcal以下・食塩相当量2.5g以下(ごはん付きセットを除く)。糖質30g基準と15g基準の2タイプ
調理方法 電子レンジで約5分
配送間隔 1週間・2週間・3週間・4週間から選択(冷凍便で全国配送)
契約の縛り なし(お届け日の5日前までにスキップ・停止・解約が可能)

メリット

  • 1食490〜520円と安く、親の分だけ確保する使い方なら月1万円台に収まる
  • 100種類以上から1品ずつ選べ、家族それぞれの好みに合わせて分けられる
  • 10食・20食セットなら専用冷凍庫を無料でレンタルでき、保存場所の問題が解決する
  • 全メニュー430kcal以下・食塩相当量2.5g以下で、栄養の目安が分かりやすい
  • 配送間隔を1〜4週間で選べ、子どもの予定に合わせて調整できる
  • ごはん付きセットもあり、炊飯までまとめて省ける

デメリット

  • 冷凍庫の無料レンタルは10食・20食セット+クレジットカード決済+月1回の購入が条件
  • レンタル開始から12か月未満で解約すると手数料6,600円と返却送料が自己負担になる
  • 冷凍庫をレンタルしている間はスキップが12か月で2回までに制限される
  • 1食ずつのパックなので、家族分をまとめて温めると電子レンジの回転待ちが起きる
  • 沖縄は送料1,480円と本州より高い

ライフミールを1位に選んだのは、1食490〜520円という続けやすい価格に、100種類以上から1品ずつ選べる自由度と、冷凍で予定が崩れても無駄になりにくい保存性、専用冷凍庫の無料レンタルまでそろい、子育て世帯のつまずきやすいポイントを幅広くカバーできるからです。

子育て中の食事で、いちばん後回しになるのは親自身の夕食です。子どもに食べさせて、片づけて、風呂に入れて、寝かしつけて——そのあとに残っているのは、冷めたおかずの残りか、菓子パンひとつ。この状況を安く確実に変えられるのがライフミールです。1食490〜520円という価格は、コンビニ弁当の3分の2ほど。親の分だけを月20食確保しても1万円台前半で収まります。

100種類以上から1品ずつ選べるので、子どもと同じものが食べられる日は子ども用に、そうでない日は大人向けの味に、と分けて注文できます。糖質30g基準と15g基準の2タイプがあり、産後の体重管理や健康診断の結果が気になり始めた時期にも調整しやすい設計です。全メニューが430kcal以下・食塩相当量2.5g以下で統一されており、厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2025年版)が示す成人の食塩摂取目標量から見ても、1食分としては抑えめの水準です。

子育て世帯にとって注目したいのが冷凍庫の無料レンタルです。10食・20食セットの定期購入で、20食分が入る専用冷凍庫を借りられます。離乳食のストックや冷凍野菜で冷凍室が埋まっている家庭にとって、これは在庫置き場を丸ごと増やせるということ。ただし条件があり、クレジットカード決済と月1回以上のお届けが必要で、レンタル中はスキップが12か月で2回まで。12か月未満で解約すると手数料6,600円と返却送料がかかります。まず1年は続ける前提で申し込むか、レンタルなしで7食セットから試すかを決めてから手続きしてください。

2位 ツクリオ|大皿の作りたて惣菜が週1回届き、週末の仕込みを丸ごと代われる

ツクリオ

サービス名 ツクリオ(2026年3月16日に「つくりおき.jp」から名称変更)
料金プラン 2人前×週3食7,990円/2人前×週5食11,990円/4人前×週3食10,690円(初回6,690円)/4人前×週5食16,960円(初回12,960円)(いずれも税込・送料込み)
1食あたり 4人前×週5食で848円、4人前×週3食で891円、2人前×週5食で1,199円、2人前×週3食で1,331円
届く形態 冷蔵の大皿惣菜(主菜+副菜のセット)。1食ずつに区切られていないので取り分けて食べる
調理方法 電子レンジまたは湯せんで温めるだけ(大皿ごと1回で家族分を加熱できる)
メニュー 1,000種類以上の週替わりおまかせ(1品ずつの指定は不可)
消費期限 冷蔵でお届け日を含めて4日。冷凍不可の表記があるメニュー以外は冷凍保存も可能
配送 東京23区は専用配達、それ以外はヤマト運輸のクール宅急便。配達日の前週水曜日までに注文
配送エリア 4人前プランは沖縄・離島などを除く全国/2人前プランは29都道府県(北海道・中国・四国・九州・沖縄は対象外)
解約・スキップ 回数の縛りなし。1回だけ試して解約もできる
向いている家庭 週末の作り置きに2〜3時間取られている家庭、冷凍庫に空きがない家庭

メリット

  • 大皿で届くので、子どもには少なめ・大人には多めと取り分けの量を自由に調整できる
  • 家族分を1回の加熱でまとめて温められ、電子レンジを何度も回す必要がない
  • 週末の作り置き(買い出し+調理+洗い物で2〜3時間)をそのまま置き換えられる
  • 送料が価格に含まれているので、月々の食費が計算しやすい
  • 冷凍庫を一切使わないため、離乳食やストックで埋まっていても導入できる
  • 回数の縛りがなく、合わなければ1回で解約できる

デメリット

  • 消費期限がお届け日を含めて4日と短く、1週間分のストックにはならない
  • メニューはおまかせで、子どもの苦手な食材を外す指定ができない
  • 2人前プランは1食1,331円と単価が高く、対応エリアも29都道府県にとどまる
  • 大人向けの味付けが中心で、小さな子どもには薄めに調整する工夫が必要な場合がある
  • 沖縄・離島は配送対象外

ツクリオは、この記事のテーマである週末の作り置きからの解放に、もっとも真正面から応えるサービスです。2位としたのは、冷蔵で消費期限がお届け日を含めて4日と短く、2人前プランの対応エリアも限られるため、1位のライフミールほど予定の読めない家庭で幅広く続けやすいとはいえないからです。冷凍弁当のように1食ずつ区切られておらず、主菜と副菜が大皿でまとめて届きます。つまり届いた時点で、週末に2〜3時間かけて作っていたタッパーの中身がそのまま揃っている状態です。買い出しも仕込みも洗い物も発生しません。

子育て世帯にとって効くのが、取り分けができることです。1食ずつパックされた冷凍弁当だと、子どもには量が多すぎたり、逆に食べ盛りには足りなかったりします。大皿なら、下の子には小皿に少しだけ、上の子と大人にはしっかりと、といった配分がその場でできます。電子レンジの回転待ちも起きません。4人家族で冷凍弁当を4個温めると20分以上かかりますが、大皿なら数分で全員分が食卓に並びます。

料金は4人前×週5食が16,960円(1食848円・送料込み)で、家族4人の夕食5日分という計算です。外食やデリバリーを週1回減らせば十分に回収できるラインで、初回クーポン(4,000円OFF)を使うと4人前×週5食が12,960円(1食648円)、週3食が6,690円(1食558円)まで下がります。注意点は消費期限で、お届け日を含めて4日。届いた日に4日分の献立を決めておくか、冷凍可のメニューを先に冷凍へ回す運用にしておくと無理がありません。なお2人前プランは北海道・中国・四国・九州・沖縄が対象外なので、九州で使う場合は4人前プランを2日に分けて食べる形になります。

3位 ワタミの宅食|平日5日分が毎日届いて、献立を考える作業そのものが消える

ワタミの宅食

サービス名 ワタミの宅食(ワタミ株式会社)
主なコース 好い日のおかず/まごころ手鞠(惣菜4品)/まごころおかず(主菜1品+副菜4品)/まごころダブル(主菜2品)/まごころ御膳・まごころ小箱(ごはん付き)
1食あたり 好い日のおかず450円/まごころ手鞠590円/まごころおかず690円/まごころ御膳710円/まごころダブル790円(いずれも日替わり5日間コース・税込・宅配料込)
送料 0円(宅配料が商品価格に含まれる)
初回特典 初めての世帯・6ヵ月以上休止していた世帯は初回1週間20%オフ(まごころ手鞠5日間2,360円=1食472円)
栄養設計 まごころ手鞠は15品目以上・250kcal基準・食塩相当量2.0g以下、まごころおかずは20品目以上・400kcal基準・食塩相当量3.0g以下
調理方法 冷蔵で届き電子レンジで温めるだけ(そのまま食べられるメニューもあり)
受け取り まごころスタッフが手渡し。不在時は鍵付き安全ボックス(無料貸出)に保管
注文単位 週5日間コースが基本。週1〜4日の注文は1食あたり40円加算
エリア外 北海道・青森・岩手・秋田・鳥取・沖縄

メリット

  • 平日5日分が毎日届くので、献立を考える作業が週単位でまるごと消える
  • 宅配料が価格込みで、人数分を頼んでも送料が増えない
  • 冷蔵なので冷凍庫を圧迫せず、離乳食やストックのスペースを確保できる
  • 不在時は鍵付き安全ボックスに保管してもらえ、保育園のお迎えで留守でも受け取れる
  • コースを家族ごとに分けられ、大人はまごころおかず・子どもは手鞠といった組み合わせができる
  • 1食450円の好い日のおかずまであり、食費を抑えたい家庭でも組み込める

デメリット

  • メニューは日替わりのおまかせで、子どもの苦手な食材を外せない
  • 消費期限がお届け当日中で、食べられなかった日の分は無駄になりやすい
  • 北海道・青森・岩手・秋田・鳥取・沖縄はサービスエリア外
  • 週1〜4日だけの注文は1食40円加算され、割高になる
  • 大人向けの献立設計で、幼児にはやや味が濃く感じられることがある

献立を考える負担をゼロにするという点で、ワタミの宅食は12社のなかでもっとも徹底しています。平日5日分が毎日1食ずつ届き、何が来るかは日替わり。注文したあとは、冷蔵庫から出して温めるだけです。週末に来週の献立を組む作業も、冷凍庫の在庫を確認する作業も発生しません。

子育て世帯にとってありがたいのが受け取り方法です。地域担当のまごころスタッフが手渡しで届けてくれ、不在なら鍵付きの安全ボックス(無料貸出)に保管してくれます。保育園のお迎えや習い事の送迎で夕方に家を空けることが多くても、再配達の手配をする必要がありません。宅配便の時間指定に縛られないことは、子育て中の日常ではかなり大きな差になります。

価格はまごころ手鞠が1食590円、まごころおかずが690円、ごはん付きのまごころ御膳が710円(いずれも日替わり5日間コース・税込・宅配料込)。低価格の好い日のおかずなら450円です。大人2人分を平日5日、1か月続けると手鞠で約23,600円。宅配料込みなので、表示価格に食数を掛けるだけで月の食費が読めます。初めての世帯は初回1週間が20%オフで、手鞠なら5日間2,360円(1食472円)から試せます。ただし冷蔵品なので消費期限は当日中。急な外食が入ると無駄になるため、確実に家で食べる曜日だけ頼むところから始めるのが安全です。

4位 DELIPICKS(デリピックス)|メニューを選ぶ楽しさを残しつつ調理の手間はゼロ

DELIPICKS(デリピックス)

サービス名 DELIPICKS(デリピックス/旧CHEFBOX)
1食あたり 通常994円(2026年7月13日に価格改定)。定期はまとめ割で税抜7,000円以上10%OFF894円・10,000円以上15%OFF845円・15,000円以上20%OFF795円(注文は税抜5,000円から)
継続割引 購入金額とメニュー評価に応じたマイランク割引(ブロンズ3%〜ダイヤモンド13%OFF)がまとめ割に上乗せされる
お試しセット お弁当5食+ごはん1食の計6品で3,218円・送料無料(1品あたり約537円)
送料 配送先の地域別(関東・関西で1,100円前後)。沖縄・離島は配送対象外
ラインナップ お弁当のほか、ごはん313円・スープ・軽食を同じ注文に組み合わせられる
監修 ミシュラン経験のあるシェフが監修
メニュー選択 1品ずつ自由に選択可能
調理方法 電子レンジ
解約・スキップ 入会金・解約金・回数縛りなし。次の注文確定日までスキップ・解約が可能

メリット

  • 1品ずつ選べるので、子どもが苦手な食材を含むメニューを最初から外せる
  • お弁当にごはん・スープ・軽食を組み合わせられ、炊飯すら省ける日を作れる
  • シェフ監修の味付けで、冷凍弁当にありがちな均一な味になりにくい
  • まとめ買いほど割引率が上がるので、家族分をまとめる子育て世帯と相性がいい
  • 続けるほどマイランク割引が上乗せされ、実質単価が下がっていく
  • 回数の縛りがなく、次の確定日までならスキップも解約もできる

デメリット

  • 通常価格は1食994円と高めで、家族全員分を毎日にするとコストがかさむ
  • 2026年7月13日に価格改定があり、以前より単価が上がっている
  • 送料が全国一律ではなく、配送先によって金額が変わる
  • メニューを選ぶ工程が残るため、判断そのものを手放したい人には向かない
  • 沖縄・離島は配送対象外

献立を考えたくはないけれど、何が届くか分からないのは不安——このあいだを取るのがDELIPICKSです。お弁当を1品ずつ選べるので、子どもが食べられないメニューを注文の時点で除外できます。おまかせ型だと苦手な食材が入っていた回はそのまま食べ残しになりますが、セレクト型ならその損失が起きません。食べ残しが減ることは、食費の面でも気持ちの面でも意外と効きます。

構成の自由度も子育て世帯向きです。お弁当だけでなく、ごはん(1食313円)やスープ、軽食を同じ注文にまとめられるので、炊飯を忘れた日や、下の子に軽いものだけ食べさせたい日にも対応できます。大人は弁当、子どもはごはん+軽食、といった構成を1回の注文で組めるのは他社にない強みです。

価格は2026年7月13日の改定で通常1食994円。定期のまとめ割は1回の注文金額(税抜)に応じて7,000円以上で10%OFFの894円、10,000円以上で15%OFFの845円、15,000円以上なら20%OFFの795円まで下がります。さらに継続に応じたマイランク割引(ブロンズ3%〜ダイヤモンド13%OFF)が上乗せされる仕組みです。家族分をまとめて頼む子育て世帯は、自然と割引率の高い帯に入りやすい設計といえます。まず試すなら、お弁当5食+ごはん1食の計6品で3,218円・送料無料(1品あたり約537円)のお試しセットが入口になります。

5位 ワタミの宅食ダイレクト|冷凍ストックで今日はもう作れない日に備えられる

ワタミの宅食ダイレクト

サービス名 ワタミの宅食ダイレクト(冷凍・おかずのみ)
主なコース いつでも三菜(主菜1品+副菜2品)/いつでも五菜(主菜1品+副菜4品)
お試し価格 いつでも三菜10食セット3,990円(1食399円・お一人様1回限り)。都度購入価格4,890円から900円OFF
定期購入の価格 おまかせセットは都度購入価格から5%OFF(いつでも三菜7食3,821円=1食546円/10食4,645円・14食6,511円・20食9,290円=いずれも1食465円)。選べるセットは3%OFF
送料 本州・四国・九州880円/北海道1,210円/沖縄2,420円
送料の特典 定期購入の初回割引利用で3回まで送料無料
栄養設計 管理栄養士が献立を設計し、塩分とカロリーに配慮
調理方法 電子レンジ(冷凍のまま加熱)
定期の縛り 定期購入は3回以上のお届けが条件。4回目以降の変更・停止はお届け予定日の4〜6日前までに連絡
向いている家庭 予定が崩れる日の保険として冷凍ストックを持ちたい家庭

メリット

  • お試し10食が1食399円と安く、冷凍ストックを作る初期費用を抑えられる
  • 冷凍なので賞味期限に追われず、子どもの発熱や残業で予定が崩れても無駄にならない
  • 定期購入の初回割引を使うと3回まで送料が無料になる
  • 和食中心の家庭的な献立で、年齢を問わず食べやすい味付け
  • 三菜と五菜を選べるので、食べる量に合わせて調整できる
  • 20食セットまであり、まとめ買いで1食465円まで下がる

デメリット

  • メニューを1品ずつ選べず、セット単位での注文になる
  • 定期購入は3回以上のお届けが条件で、やめられるのは4回目以降
  • おかずのみでごはんは付かない(別売のごはんセットあり)
  • 沖縄は送料2,420円と負担が大きい
  • 冷凍20食分は容量があり、家庭用冷凍庫のかなりの面積を使う

子育て中の予定は、想定どおりに進みません。子どもが熱を出す、保育園から呼び出しがかかる、仕事が長引く。そういう日に「今日はもう何も作れない」という状態を救うのが冷凍ストックです。ワタミの宅食ダイレクトは、その役割をもっとも安く担えるサービスのひとつです。

いつでも三菜10食セットのお試しは3,990円、1食あたり399円。コンビニ弁当の半額以下で、冷凍庫に10食分の保険を置けます。賞味期限が長いので、毎週使わなくても腐らせる心配がありません。メインの宅食を別に持ちつつ、ダイレクトを非常用として常備するという二段構えは、子育て世帯でよく機能する組み合わせです。

味の方向性は和食中心の家庭的な献立で、煮物や焼き魚、肉じゃがといった定番が並びます。奇をてらったメニューが少ないので、大人も子どもも食べやすいのが強みです。定期購入なら都度購入価格から5%OFFで、いつでも三菜の10食・14食・20食はいずれも1食465円。初回割引を使うと3回まで送料無料になります。ただし定期購入は3回以上のお届けが条件で、変更や停止ができるのは4回目以降(お届け予定日の4〜6日前までに連絡)。1回だけ試したい場合は、定期ではなくお試し割の都度購入を選んでください。おかずのみなのでごはんは別途用意が必要です。

6位 シェフの無添つくりおき|無添加のおかず9品が3日分届いて味付けを任せられる

シェフの無添つくりおき

サービス名 シェフの無添つくりおき(株式会社AIVICK・公式ストア「タベナル」)
プラン 食卓サポートプラン(主菜2種+副菜3種の5種セット)/食卓おまかせプラン(主菜3種+副菜6種の9種セット)
料金(税込) 食卓サポートプラン5,173円/食卓おまかせプラン13,607円(2026年6月6日お届け分より改定。改定前は4,838円/12,990円)
初回価格 食卓サポートプラン3,799円/食卓おまかせプラン9,980円(いずれも送料無料・26%オフ)
送料 990円(税込)。初回は無料
内容の目安 サポートは大人2名+幼児1名の約2日分(約1kg)、おまかせは大人2名+小中学生2名の約3日分(約3kg)
こだわり 化学調味料・合成保存料に頼らない調理方針
消費期限 冷蔵保存で4日間以内
配達 週1回クール便でお届け(ごはんは付かないおかずのみ)
スキップ・解約 契約回数の縛りなし。配送スケジュールが準備中の段階ならスキップ可能

メリット

  • 化学調味料や合成保存料に頼らない方針で、子どもと同じ料理を食べやすい
  • 家族構成に合わせて5種セットと9種セットを選べ、食べ残しが出にくい
  • 主菜と副菜がセットで届くため、栄養の偏りを自分で調整しなくてよい
  • 冷蔵で届くので味付けや食感が家庭料理に近く、子どもの抵抗が少ない
  • 初回は送料無料+26%オフで、サポートプランなら3,799円から試せる
  • 契約回数の縛りがなく、必要な週だけスキップできる

デメリット

  • 消費期限が冷蔵で4日以内と短く、1週間分のまとめ置きには使えない
  • 2回目以降は送料990円が別途かかり、総額が上がりやすい
  • 2026年6月6日お届け分より価格が改定され、以前より負担が増えている
  • 配送スケジュールが確定したあとはスキップできない
  • ごはんは付かないため、炊飯またはパックごはんの用意が必要

小さな子どもに食べさせるものだからこそ、原材料や味付けを気にしたい——この気持ちに応えるのがシェフの無添つくりおきです。化学調味料や合成保存料に頼らない調理方針を掲げており、届いたおかずをそのまま子どもと分け合えます。大人向けの宅食を子どもに出すときに感じる「味が濃いかもしれない」という迷いが減るのは、地味ですが大きな利点です。

プランは家族構成に合わせた2段階です。食卓サポートプラン(主菜2種+副菜3種の5種セット・約1kg)は大人2名と幼児1名で約2日分、食卓おまかせプラン(主菜3種+副菜6種の9種セット・約3kg)は大人2名と小中学生2名で約3日分が目安。4人家族の3日分が9品でまかなえるというのは、週末の作り置き半分を代替できる量です。残りの2日を自炊や別の宅食で埋めれば、平日の献立がほぼ埋まります。

料金は2026年6月6日お届け分より改定され、サポートプランが5,173円、おまかせプランが13,607円。これに送料990円が加わるため、サポートプランなら1回6,163円が実質の負担です。初回は送料無料に加えて26%オフになるので、サポートプランなら3,799円、おまかせプランなら9,980円で試せます。消費期限が冷蔵で4日以内なので、届いた日から4日間の献立を先に決めておく運用にしておくと無駄が出ません。

7位 ヨシケイ|献立とカット済み食材が届くから、料理をしたい日も献立は不要

ヨシケイ

サービス名 ヨシケイ(ミールキット・食材宅配)
主なコース プチママ(子育て世帯向け・取り分け離乳食レシピ付き)/カットミール/Lovyu(ラビュ)/すまいるごはん など
2人用の料金 プチママ2人用5日間コース6,370円〜/カットミール2人用5日間コース6,490円前後/Lovyu2人用5日間コース7,370円前後
1食あたり 約637円(プチママ2人用5日間コースの場合)
お試し お試し5daysは1食300円〜(2人用の月〜金5日間で税込3,000円〜)
調理時間 10〜35分(コースによる。カットミールは10〜15分が目安)
配達 自社スタッフが毎日決まった時間に配達。不在時は保冷剤入りボックスで置き配
送料 無料(自社配達のため送料の概念がない)
配達エリア 全国(九州・沖縄を含む。一部配達していない地域あり)
注文単位 入会金不要。1日単位・1週間単位で注文できる

メリット

  • プチママは離乳食への取り分けレシピが付いており、小さな子どもがいる家庭に合わせて作られている
  • 献立と食材が毎日届くので、買い物と献立決めが完全になくなる
  • カット済み食材のカットミールなら包丁の出番が減り、10〜15分で完成する
  • 自社配達で送料がかからず、不在でも保冷ボックスで置き配してもらえる
  • 1日単位で注文でき、必要な曜日だけ使える
  • できたてを食卓に出せるので、手作りの実感を残したい家庭に向く

デメリット

  • 調理は自分で行うため、火を使う時間と洗い物はゼロにならない
  • 毎日届くので、外食や残業が重なると食材が余ってしまう
  • コースによっては調理に30分以上かかることがある
  • 冷蔵の食材なので、当日〜翌日には使い切る必要がある
  • 一部、配達に対応していない地域がある

料理そのものはやめたくない、でも献立と買い物からは解放されたい——このニーズにぴたりとはまるのがヨシケイです。宅食のように調理済みではありませんが、その日の献立とレシピ、必要な分量の食材だけが毎日届きます。冷蔵庫の在庫を思い出す作業も、スーパーで迷う時間も発生しません。この記事のテーマである「献立を考える負担」に対しては、冷凍弁当と同じだけの効果があります。

子育て世帯に名指しで向いているのがプチママです。取り分けで離乳食を作れるレシピが付いており、大人の献立から赤ちゃん用の一品を分けられる設計になっています。離乳食を別に作る手間がなくなるので、下の子が離乳期の家庭では負担の減り方が大きくなります。調理をもっと短くしたいならカットミールで、野菜が切られた状態で届くため10〜15分で完成します。

料金はプチママの2人用5日間コースが6,370円〜、1食あたり約637円。1か月(5日間コース×4週)で25,480円ほどです。自社配達なので送料はかからず、不在時も保冷剤入りの専用ボックスで玄関前に置いてもらえます。九州・沖縄を含む全国に配達網があるのも、冷凍便の送料が高くなりがちな地域では大きな利点です。まずは1食300円〜のお試し5days(2人用の月〜金5日間で税込3,000円〜)で、毎日届くリズムが生活に合うかを確かめるのがおすすめです。

8位 わんまいる|湯せんと流水解凍で国産素材の主菜・副菜が5分でそろう

わんまいる

サービス名 わんまいる 健幸ディナー
セット内容 主菜1品+副菜2品×5食セット(1品ずつ個包装)
料金 5食セット6,280円(税込)。定期コースの初回は500円引きの5,780円
1食あたり 約1,256円(初回は約1,156円)
送料 本州・四国・九州1,080円/北海道・沖縄・一部離島2,645円
栄養基準 5食平均で塩分3.5g未満・糖質30g以下・400kcal以下
素材 国産素材を中心に使用。合成保存料・合成着色料は不使用
調理方法 湯せん(最短5分)または流水解凍。鍋にまとめて入れれば家族分を同時加熱できる
配送 神戸の冷凍物流センターからヤマト運輸のクール便で全国配送
向いている家庭 毎日ではなく週2〜3日だけ品質にこだわった食卓にしたい家庭

メリット

  • 湯せん対応なので、鍋にまとめて入れれば家族分を同時に温められる
  • 主菜1品+副菜2品の献立が組まれていて、副菜を考える手間がない
  • 国産素材が中心で合成保存料・着色料が不使用、子どもに出しやすい
  • 1品ずつ個包装なので、子どもには副菜だけ、大人には全品といった分け方ができる
  • 冷凍なので、使わない日があっても無駄にならない

デメリット

  • 1食あたり約1,256円と、宅食のなかでは価格が高い部類
  • 湯せんは手軽とはいえ、鍋とお湯を用意する手間はかかる
  • ごはんは付かないため別途用意が必要
  • 北海道・沖縄・一部離島は送料2,645円と負担が大きい
  • メニューはおまかせで、苦手な食材を外す指定はできない

子育て世帯が冷凍弁当で最初にぶつかる壁は、電子レンジが1台しかないことです。4人分を温めようとすると6分×4回で24分。子どもが待てず、結局先に食べさせて大人は後回し、という流れになりがちです。わんまいるの健幸ディナーは、この問題を加熱方法で解決します。主菜・副菜が個包装のパウチで届き、鍋にまとめて入れて湯せんすれば、家族分が5分ほどで同時に仕上がります。全員で同じタイミングに食卓を囲めるというのは、共食の観点でも意味があります。農林水産省も共食に関するエビデンスで、家族そろって食べる家庭ほど野菜や果物の摂取が多い傾向を示しています。

内容は主菜1品と副菜2品が5食分。国産素材を中心に、合成保存料・合成着色料を使わない方針です。栄養設計は5食平均で塩分3.5g未満・糖質30g以下・400kcal以下。個包装なので、子どもには副菜だけ取り分けて、主菜は大人が食べるといった調整もできます。

ネックは価格で、5食セット6,280円(1食約1,256円)、送料は本州・四国・九州が1,080円。家族4人の毎日を支えるには負担が大きいので、週2〜3日だけ品質にこだわった日を作るという使い方が現実的です。安価な冷凍弁当をベースにしつつ、疲れた日や少し丁寧に食べたい日にわんまいるへ切り替える二段構えは、多くの家庭で機能します。定期コースの初回は500円引きの5,780円です。

9位 三ツ星ファーム|主菜1品+副菜2品で、後回しにしがちな親の食事が整う

三ツ星ファーム

サービス名 三ツ星ファーム
コース 7食・14食・21食から選択
通常価格 7食6,485円(1食927円)/14食11,458円(1食819円)/21食14,918円(1食711円)
割引プラン 長期継続応援プラン・冷凍庫プレゼントプラン利用時は1食603円〜
初回割引 定期コース初回は4,500円OFF(14食セットなら1食497円+送料)
送料 全国一律990円/北海道・沖縄2,500円(14食・21食コースは初回のみ送料無料)
セット内容 主菜1品+副菜2品のワンプレート
栄養基準 糖質25g以下・たんぱく質15g以上・350kcal以下が基準
調理方法 電子レンジで約5分
注意点 長期継続応援プランは月1回・合計6回以上の購入が条件で、途中解約は7,700円。冷凍庫プレゼントプランは12回以上の継続が条件

メリット

  • 主菜1品+副菜2品が1プレートで完結し、親の食事が一皿で整う
  • 糖質25g以下・たんぱく質15g以上という明確な基準があり、産後の体調管理にも使いやすい
  • 1品ずつ選べるので、家族の好みに合わせて分けられる
  • 盛り付けがレストラン寄りで、外食を控えている時期の満足感を補える
  • 冷凍庫プレゼントプランなら31Lの冷凍庫がもらえ、在庫置き場ごと解決できる

デメリット

  • プランが複数あり料金体系が分かりにくい
  • 7食コースは1食927円と割高で、初回から送料もかかる
  • 長期継続応援プランは6回以上の購入が条件で、途中解約に7,700円かかる
  • 主菜と副菜が分かれた容器のぶん冷凍庫でかさばりやすい
  • 350kcal基準なので、食べ盛りの子どもや量を食べる大人には物足りない

子どもの食事を優先するうち、親の分は「残り物」か「菓子パン」になっていく——子育て中によくある構図です。三ツ星ファームは、主菜1品と副菜2品を1つのプレートに盛り付けた構成なので、温めて出すだけで親の食事が一皿で完結します。副菜を別に用意する必要がないぶん、後回しにしていた自分の食事が自然と整います。

栄養基準は糖質25g以下・たんぱく質15g以上・350kcal以下。産後の体重が戻らない、健康診断の数値が気になり始めた、といった時期にコントロールしやすい設計です。ソースや盛り付けがレストラン寄りなので、子どもが小さくて外食に行けない時期の気分転換にもなります。1品ずつ選べるため、大人向けの味と子どもでも食べられる味を分けて注文することもできます。

料金は通常で21食1食711円、14食819円、7食927円。長期継続応援プランや冷凍庫プレゼントプランを使うと1食603円〜まで下がりますが、前者は月1回・合計6回以上の購入が条件で途中解約に7,700円、後者は12回以上の継続が条件です。続ける前提が固まっていないうちは、通常プランか初回4,500円OFFのお試しから入ってください。初回は14食セットなら1食497円+送料まで下がります。送料は全国一律990円(北海道・沖縄2,500円)で、14食・21食コースは初回のみ無料です。

10位 nosh(ナッシュ)|メニュー数が多く、家族の好みに合わせて回しやすい

nosh(ナッシュ)

サービス名 nosh(ナッシュ)
料金プラン 6食4,318円/8食5,157円/10食6,206円/12食7,344円/20食12,240円(税込・20食は2回目以降)
1食あたり 612〜719円(noshクラブの継続割引で最大19.5%OFF・最安492円)
送料 地域・食数により1,023〜1,992円(九州は6食1,188円・10食1,408円/沖縄は6食1,623円・10食1,918円)
メニュー数 100種類以上・毎週新メニューが追加
栄養基準 全メニュー糖質30g以下・塩分2.5g以下
容器 紙容器でそのまま捨てられる(洗い物が出ない)
調理方法 電子レンジ(500Wで約6分30秒〜7分)
配送間隔 1週間・2週間・3週間から選択(スキップ・停止自由)
契約の縛り 継続回数の縛り・解約金なし

メリット

  • 100種類以上から1品ずつ選べ、毎週新メニューが加わるので飽きにくい
  • 紙容器なので食べ終わったらそのまま捨てられ、洗い物がゼロになる
  • 全メニューが糖質30g・塩分2.5g以下に統一され、健康管理の基準が分かりやすい
  • 容器が積み重ねやすく、家庭用冷凍庫にも収まりやすい
  • 累計購入数に応じたnoshクラブ割引で、続けるほど1食あたりが下がる
  • 回数の縛りがなく、スキップも停止も自由

デメリット

  • 送料が地域別で、九州・沖縄は本州より高くなる
  • ごはんは付かないので、別途炊くかパックごはんが必要
  • 糖質を抑えた設計のぶん、食べ盛りの子どもには量が物足りない
  • スイーツやパンもあるため、選ぶ時間がかかる人もいる

家族の好みがバラバラという子育て世帯にとって、メニュー数の多さは実用的な価値になります。noshは100種類以上のラインナップから1品ずつ選べ、毎週新メニューが追加されます。魚が苦手な子どもには鶏肉のメニュー、大人には少しスパイスの効いたものといった具合に、1回の注文で家族全員の好みを拾えます。おまかせ型で食べ残しが出ている家庭ほど、切り替えたときの無駄の減り方を実感しやすいはずです。

子育て中にありがたいのが紙容器です。食べ終わったらそのまま捨てられるので、夕食後の洗い物が一切増えません。子どもを風呂に入れて寝かしつける流れのなかで、シンクに洗い物が積まれていないというのは、想像以上に気持ちが軽くなります。容器は積み重ねやすい形状で、家庭用冷凍庫にも収まりやすい設計です。

料金は6食4,318円・8食5,157円・10食6,206円・12食7,344円・20食12,240円(20食は2回目以降)。食数が増えるほど1食あたりが下がり、10食以上なら612〜620円です。2026年7月にnoshクラブの割引上限が最大19.5%に引き上げられ、続けるほど1食492円まで下がります。ただし送料は地域別で、九州は10食で1,408円、沖縄は1,918円。送料込みで計算すると九州の10食は1食あたり約761円になるので、比較するときは必ず送料を足してください。

11位 ママの休食|管理栄養士の設計でワンプレートが完結し、時期に合わせて選べる

ママの休食

サービス名 ママの休食(管理栄養士監修の冷凍弁当)
プラン プレママ向け/育児ママ向け(4食・8食・12食から選択)
定期コースの価格 4食セットは定期初回1食990円(3,960円)、2回目以降は10%OFFで1食1,188円(4,752円)/12食セットは定期初回1食945円(11,340円)、2回目以降は10%OFFで1食1,134円(13,608円)
初回価格 4食セット3,960円(25%オフ・送料無料/1食990円)
送料 初回無料。2回目以降は梱包サイズと配送エリアに応じて858〜2,860円
内容 主菜・副菜・ごはんが1つのプレートにまとまったワンプレート型
配送間隔 1週間ごと・2週間ごと・1か月ごとから選択(1〜31日で調整可)
都度購入 定期を使わず1回だけ購入することも可能
定期の縛り 継続回数の縛りなし(公式LINEまたはメールで解約可)
向いている家庭 妊娠期・産後で買い物に出づらい時期、親の栄養を優先したい時期

メリット

  • 妊娠期・産後という時期に合わせて管理栄養士が栄養設計をしている
  • ワンプレート型でごはんまで含まれており、温めるだけで1食が完結する
  • 初回は4食3,960円・送料無料(1食990円)で試せる
  • 配送間隔を1〜31日で細かく調整でき、体調の波に合わせられる
  • 継続回数の縛りがなく、公式LINEやメールから解約できる
  • 定期を使わず1回だけ購入することもできる

デメリット

  • 4食5,280円(1食1,320円)と通常価格は高価格帯
  • 初回以降は送料が別途かかり、梱包サイズと配送エリアで858〜2,860円と幅がある
  • 最大12食までで、他社のようなまとめ買いによる大幅な単価低下は起きにくい
  • 対象を絞ったサービスのためメニューの幅は限定的
  • 家族全員分の主食にするには単価が高すぎる

ママの休食は、妊娠期・産後・子育て中という特定の時期の栄養ニーズに合わせて設計された冷凍弁当です。サービス名の「休食」には、しっかり休むことと、給食のように栄養バランスの整った食事をとることの2つの意味が込められています。管理栄養士が監修し、この時期に不足しがちな栄養素に配慮した献立になっています。

子育て世帯での使いどころは、家族全員の主食ではなく、親の食事を優先的に整える枠です。ワンプレート型でごはんまで入っているので、温めるだけで1食が完結します。産後で買い物に出づらい時期、上の子の世話で自分の食事まで手が回らない時期に、冷凍庫に数食あるだけで状況が変わります。配送間隔を1〜31日の範囲で細かく設定できるため、体調の波に合わせて頻度を変えられるのも実用的です。

料金は4食セットの定期コースが初回1食990円(3,960円)、2回目以降は10%OFFの1食1,188円(4,752円)です。都度購入の通常価格は1食1,320円(5,280円)なので、定期コースのほうが2回目以降も割安です。12食セットなら定期初回が1食945円、2回目以降も常時10%OFFの1食1,134円まで下がります。初回は25%オフの3,960円・送料無料(1食990円)で試せるので、まずはここから。2回目以降は梱包サイズと配送エリアによって送料が858〜2,860円と幅があるため、注文画面で必ず確認してください。継続回数の縛りはなく、公式LINEやメールから解約できます。なお栄養面で不安がある場合は、かかりつけの医師や管理栄養士にも相談してください。

12位 コープデリ デイリーコープ|1日分ずつ届くので冷蔵庫も冷凍庫も圧迫しない

コープデリ デイリーコープ

サービス名 コープデリ デイリーコープ(生協の夕食宅配)
主なコース 舞菜弁当/舞菜ミニ弁当/舞菜おかず/舞菜しっかりおかず/舞菜御膳
料金(税込) 舞菜ミニ弁当464円/舞菜弁当680円/舞菜おかず702円/舞菜しっかりおかず756円/舞菜御膳842円
まとめ注文の割引 同じ商品を複数食まとめて頼むと1食につき24円引き
内容 舞菜弁当はおかず5品+ごはん約150g、舞菜ミニ弁当はおかず3品+ごはん約80g、舞菜おかずはおかず6品、舞菜御膳はおかず8品
配達手数料 無料
配達日 月曜〜金曜のうち週3日から
不在時の対応 保冷容器に入れてお届け
配達エリア 東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野(一部お届けできない地域あり)
利用開始 コープデリの組合員加入が前提。登録の翌々週月曜日からお届け可能

メリット

  • 1日分ずつ届くので、冷蔵庫も冷凍庫も一切圧迫しない
  • 配達手数料が無料で、表示価格がそのまま食費になる
  • 週3日から選べるので、習い事や外食の予定に合わせて調整できる
  • 不在時は保冷容器に入れて届けてくれるため、在宅の必要がない
  • ミニ弁当464円から御膳842円まで幅があり、子どもと大人で量を変えられる
  • 同じ商品を複数食まとめて頼むと1食24円引きになる

デメリット

  • 配達エリアが1都6県に限られ、九州・沖縄などでは利用できない
  • コープデリの組合員加入が前提となる
  • 登録から実際のお届け開始まで2週間程度かかる
  • お届け日当日中に食べきる必要がある
  • メニューは日替わりのおまかせで、子どもの苦手食材を外せない

離乳食のストック、冷凍野菜、買い置きの肉——子育て世帯の冷凍庫は、たいてい空きがありません。デイリーコープは、その日に食べる分だけが毎日届くので、保存場所の問題がそもそも発生しません。冷凍弁当を10食まとめて受け取る余地がない家庭でも、これなら始められます。

弁当ブランドは舞菜で、ごはん付きの舞菜弁当が680円、おかずのみの舞菜おかずが702円、少量の舞菜ミニ弁当が464円。おかず8品の舞菜御膳は842円です。子どもにはミニ弁当、大人には舞菜弁当と、同じ日に量を変えて頼めます。同じ商品を複数食まとめて注文すると1食につき24円引きになるので、夫婦で同じ弁当を頼む使い方ならさらに割安になります。

配達手数料は無料で、不在時は保冷容器に入れて玄関先まで届けてくれます。月曜から金曜のうち週3日以上という条件があるため、週の半分は自炊という使い方とも両立します。注意点は配達エリアで、東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野に限られ、同じ都県内でも一部届けられない地域があります。組合員加入が前提で、登録から実際のお届けまで2週間ほどかかるので、使いたい時期の2週間前には手続きを始めてください。

作り置きをやめて宅食に変えた1週間の献立ルーティン例

宅食を導入するとき、いちばん悩むのが「週に何日頼めばいいのか」です。全部を置き換えると食費が跳ね上がり、少なすぎると結局作り置きを続けることになります。ここでは具体的な配分の考え方を紹介します。

月曜から金曜の夕食を、宅食・自炊・買い置きでどう配分するか

もっとも失敗が少ないのは、宅食3日・自炊1日・買い置き(またはレトルト)1日という配分です。具体例で見てみましょう。月曜は週明けで疲れているので宅食、火曜は宅食、水曜は比較的余裕があるので自炊、木曜は宅食、金曜は子どもが好きなカレーやパスタなど買い置きで済ませる、という形です。

この配分にすると、宅食は週3食×人数分でよいことになります。大人2人分なら1か月で24食。ライフミールの20食セット(9,800円)と7食セット(3,640円)を1回ずつ頼めば27食で13,440円、送料980円×2回を足して約15,400円(1食あたり約570円)です。ワタミの宅食なら週3日注文で1食40円加算されるため、まごころ手鞠が630円×3日×2人×4週=15,120円。平日5日すべてを置き換えると2万円台前半になるので、週3日なら月5,000〜8,000円ほど負担を抑えられます。

配分を決めるコツは、いちばんしんどい曜日から埋めることです。習い事の送迎がある曜日、残業が多い曜日、上の子の宿題を見る必要がある曜日——そういう日を先に宅食で押さえます。逆に、時間に余裕がある曜日は自炊のままにしておけば、料理をする楽しさや子どもと台所に立つ時間も残せます。

作り置きを完全にやめる家庭と、週1回だけ残す家庭の分かれ目

作り置きを完全にやめられる家庭には共通点があります。家族が宅食の味を受け入れていること、そして週末に別の予定が入っていることです。土日に習い事の付き添いや実家への帰省が入る家庭では、作り置きの時間そのものが確保できないため、宅食への全面移行がスムーズに進みます。

一方で、週1回だけ作り置きを残す家庭も多くあります。理由の多くは、子どもが特定の手作りメニューを好きだから、あるいは野菜をもっと食べさせたいからというものです。この場合は、作り置きを1〜2品に絞るのがおすすめです。ミートソースを大量に作って冷凍する、ゆで野菜を作っておく、といった具合に、汎用性が高く手間の少ないものだけを残します。これなら週末の作業は30〜40分で済み、2〜3時間かけていた頃とは負担がまったく違います。

判断の目安として、作り置きにかけている時間が週2時間を超えているなら、まず宅食に置き換える価値があります。逆に週30分程度で回せているなら、無理にやめる必要はありません。宅食は作り置きの敵ではなく、崩れた週の保険として持っておくだけでも十分に役立ちます。

週末にやることが注文ボタンを押すだけになると何が変わる?

作り置きをしていた週末が空くと、最初に起きるのは買い出しの回数が減ることです。1週間分の食材をまとめ買いする必要がなくなり、スーパーへ行くのは週1回、それも野菜や果物、牛乳といった補充だけになります。カートいっぱいに詰める作業も、重い荷物を持ち帰る作業も、冷蔵庫に詰め込む作業もなくなります。

次に変わるのが、日曜の夕方の気分です。作り置きをしていた頃は、日曜の午後になると「そろそろ作らないと」というプレッシャーが始まります。これがなくなるだけで、週末の後半の過ごし方が変わったという声は多く聞きます。子どもを公園に連れて行く、本を読む、単純に昼寝をする——そういう時間が生まれます。

そして意外なのが、平日の献立に対する罪悪感が減ることです。作り置きをしていると、余ったおかずを消費するために献立が縛られます。木曜日に「まだこれが残っている」と思いながら食卓に出す、という状況がなくなり、その日に食べたいものを選べるようになります。宅食の注文は週1回、スマートフォンから5分ほどで終わります。この5分が、2〜3時間の作業と置き換わったということです。

宅食代を時間の値段で考える|献立づくりと買い物を時給に換算してみる

宅食は高い、という印象を持つ人は少なくありません。たしかに食材費だけを比べれば自炊のほうが安く済みます。でも、そこに使っている時間の価値を計算に入れると、見え方が変わってきます。

1週間の食事づくりに何分使っているかを書き出してみる

まずは自分の家の実態を数字にしてみましょう。平日の夕食づくりに使う時間を分解すると、おおよそ次のようになります。献立を考える5分、買い物が週2回×30分(1日あたり12分)、調理30分、配膳5分、片づけ15分。合計すると1日あたり約67分、平日5日で約5時間35分です。

ここに週末の作り置きが加わります。献立を考えて買い出しに行き、2〜3時間かけて調理し、大量の洗い物をする。買い出しを含めれば3〜4時間になる家庭も珍しくありません。合計すると、1週間で8〜9時間半を食事の準備に使っている計算になります。1か月なら35〜38時間、丸1日半以上です。

この数字を出してみると、多くの人が驚きます。体感としては「毎日ちょっとずつ」なのですが、積み上げるとまとまった量になっているからです。総務省統計局の調査でも、6歳未満の子どもがいる世帯では家事関連時間が長くなる傾向がはっきり出ています。まずは実感ではなく数字で把握することが、判断の出発点になります。

自炊との差額と、それで戻ってくる時間を並べて比べる

次に、宅食に置き換えたときの差額を出します。大人2人分の夕食を自炊すると、食材費はおよそ1食400〜500円。これをライフミール(1食510円+送料分)に置き換えると、1食あたりの差額は約100〜150円です。平日5日×2人×4週=40食なら、月4,000〜6,000円の増加にとどまります。

一方で戻ってくる時間は、1日あたり約50分(調理30分+買い物12分+片づけの削減分)。平日5日で4時間10分、月にすると約16時間40分です。週末の作り置きをやめればさらに月8〜12時間が加わり、合計で月25〜28時間ほど。月5,000円の追加負担で25時間が戻るとすれば、1時間あたり200円という計算になります。

この200円を高いと見るか安いと見るかは、家庭の状況によります。ただ、子どもと過ごす時間、自分が休む時間、あるいはパートの時間を増やせる可能性を考えると、多くの家庭で見合うラインではないでしょうか。さらに宅食は食材を余らせないので、捨てる食材が減る分の節約も乗ってきます。消費者庁の家庭での食品ロス削減の情報でも、使い切れずに廃棄される食材が家庭の食品ロスの大きな割合を占めることが示されています。もっと単価を抑えたい場合は、送料込みで安い宅食の比較もあわせて検討してみてください。

全部を置き換えず週3日だけ宅食がいちばん長続きする

計算上は全面移行がもっとも時間の効率がよくなります。しかし実際に長く続いているのは、週3日程度に抑えている家庭です。理由は3つあります。

ひとつは費用です。週3日なら月の追加負担が3,000円前後に収まり、家計への影響がほとんどありません。ふたつめは飽きです。毎日同じサービスの弁当が続くと、2か月目あたりから家族の反応が鈍くなります。週3日なら、宅食の日が「楽できる日」として新鮮さを保てます。

みっつめは、料理をする力を残しておけることです。完全にやめてしまうと、いざ作ろうとしたときに調味料が切れていたり、勘が鈍っていたりします。週1〜2回でも台所に立っていれば、子どもと一緒に料理をする機会も残せます。宅食は料理を手放すためのものではなく、しんどい日を削るための道具と考えると、ちょうどいい距離感が見つかります。

子育て世帯が宅食を使って得られるメリット

宅食の効果は、単に調理時間が減るというだけではありません。子育て中の生活にどういう変化が起きるのかを、具体的に見ていきます。

毎日の献立を考えるストレスから解放される

献立を考える作業は、1回あたりは数分でも、毎日365日続く判断です。しかも「昨日と違うもの」「子どもが食べるもの」「冷蔵庫にあるもの」「栄養が偏らないもの」という複数の条件を同時に満たす必要があります。制約の多い意思決定を毎日繰り返すことは、心理的な負荷として蓄積します。

宅食を導入すると、この判断が週1回の注文作業に集約されます。おまかせ型なら判断そのものがゼロになり、セレクト型でも落ち着いた時間にまとめて選べます。夕方の混乱した時間帯に決める必要がなくなることが、いちばん大きな変化です。

副次的な効果として、家族間の会話が変わるという声もあります。「今日何食べたい?」「なんでもいい」というやりとりが減り、それに伴うイライラも減ります。献立を決める役割が特定の人に偏っている家庭ほど、この変化を実感しやすいはずです。

スーパーに行く回数と洗い物が目に見えて減る

宅食を週3日以上使うと、買い物の回数は週2〜3回から週1回に減ります。子連れでスーパーに行く負担を知っている人なら、これがどれだけ大きいかは説明不要でしょう。子どもがお菓子をねだる、走り回る、レジで待てない——この一連のストレスが週1回に圧縮されます。

洗い物も明確に減ります。自炊だとフライパン、鍋、まな板、包丁、菜箸、食器、と洗うものが増えますが、宅食なら容器を捨てるか軽くすすぐだけです。noshのように紙容器のサービスなら洗い物はゼロ。夕食後にシンクが空いているというのは、寝かしつけまでの流れをかなり軽くします。

ゴミの量が増える点は注意が必要ですが、多くのサービスは容器がコンパクトに畳めるか、リサイクル可能な素材を使っています。買い物袋や食材の包装が減るぶん、トータルでは大きく変わらないという家庭も多いようです。

親が自分の食事を後回しにしなくて済む

子育て中の親の食事は、圧倒的に後回しになりがちです。子どもに食べさせることを優先し、自分は冷めた残り物か、立ったままおにぎりを食べる。この状態が数年続くと、体調にも影響が出てきます。

宅食は、この構図を変える力があります。親の分だけを1食500〜700円で確保しておけば、子どもの世話が終わったあとに温めて座って食べられます。三ツ星ファームのように主菜+副菜が1プレートにまとまっているものや、ママの休食のようにごはんまで含まれているものなら、皿に盛り替える手間すらありません。

栄養面でも意味があります。宅食の多くは1食あたりのカロリー・塩分・糖質が明示されており、何をどれだけ食べたかが把握できます。厚生労働省が示す食事摂取基準を意識するにしても、まずは自分が何を食べているかを知ることが出発点です。親が倒れると家庭が回らなくなるのは子育て世帯の現実なので、親の食事を整えることは家族全体への投資と考えていいでしょう。

子どもの体調不良や予定変更で崩れても慌てずに済む

子どもが熱を出す、保育園から呼び出しがある、上の子が急に行事の準備を言い出す。子育て中の1週間は、計画どおりに進むほうが珍しいくらいです。作り置きだけで回していると、こういう日に崩れた分をどこかで取り返さなければなりません。

冷凍タイプの宅食を数食ストックしておくと、この不安がかなり減ります。賞味期限が数か月あるので、使わなければそのまま残しておけばいい。ワタミの宅食ダイレクトのように1食399円で10食用意できるサービスなら、4,000円程度で1週間分の保険が持てます。

また、看病で外出できない日にも役立ちます。買い物に行けないから冷蔵庫にあるもので済ませる、という制約がなくなり、子どもが寝ているあいだに自分の食事を数分で用意できます。宅食の価値は、使った日だけでなく、使わずに済んだ日の安心感にもあります。

始める前に知っておきたい宅食のつまずきポイント

いいことばかりではありません。実際に始めてから「思っていたのと違った」となりやすい点を、先に共有しておきます。ここを知っておくだけで、失敗の確率はかなり下がります。

冷凍庫の空きが足りないとまとめ買いができない

冷凍タイプの宅食は、まとめ買いするほど1食あたりが安くなります。ところが子育て世帯の冷凍庫は、離乳食のストック、冷凍野菜、作り置きの残り、アイスクリームなどですでに埋まっていることがほとんどです。20食セットを頼んだのに入りきらず、初回で挫折するというのは実際によくある話です。

対策は3つあります。ひとつは、申し込む前に冷凍室の空きを実際に測っておくこと。一般的な冷凍弁当は1食あたり縦18cm×横15cm×厚さ3〜4cm程度で、平置きなら1段に2〜3食、立てて入れれば5〜6食が目安です。ふたつめは、ライフミールの冷凍庫無料レンタルや三ツ星ファームの冷凍庫プレゼントプランのように、サービス側が保存場所ごと提供してくれるプランを使うこと。

みっつめは、そもそも冷凍庫を使わないタイプを選ぶことです。ツクリオ、ワタミの宅食、シェフの無添つくりおき、デイリーコープはいずれも冷蔵で届くので、この問題が起きません。冷凍庫がどうしても空かない家庭は、最初から冷蔵タイプで検討するほうが確実です。

家族全員分に広げると食費は上がりやすい

大人2人分なら月4,000〜6,000円の増加で収まりますが、これを4人分に広げると話が変わります。1食600円の冷凍弁当を4人×平日5日×4週=80食で48,000円。送料も含めれば5万円を超え、自炊との差額は月1万5,000〜2万円に膨らみます。

ここで効いてくるのが、大皿型と取り分け型です。ツクリオの4人前×週5食は16,960円で、月にすると約67,840円ですが、これは家族4人の夕食20日分をすべてまかなう金額。1人1食あたりに直すと848円です。個別の冷凍弁当を4人分そろえるより、大皿でまとめて届くタイプのほうが人数が増えるほど有利になります。

もうひとつの方法は、子どもの分を取り分けでまかなうことです。大人の宅食から子どもの分を少し分け、足りない分をごはんや汁物、卵焼きなどで補う。この形なら大人2人分の注文で3〜4人家族が回せる場合もあります。全員分を等しく用意しようとすると費用が跳ね上がるので、配分を工夫するのが現実的です。

大人向けの味付けや量が子どもに合うかは事前確認が必要

宅食の多くは大人向けに設計されています。塩分を抑えたメニューでも、幼児にとっては濃く感じることがありますし、香辛料が入っているメニューは食べられない子もいます。大人が美味しいと感じたものを、そのまま子どもが食べられるとは限りません。

対策としては、まず少量から試すことです。お試しセットや初回割引を使って1〜2回分だけ注文し、子どもの反応を見てから本格導入を決めます。ワタミの宅食ダイレクトのお試し10食(3,990円)、シェフの無添つくりおきの初回(3,799円)、ヨシケイのお試し5days(3,000円〜)などは、この確認にちょうどいい価格帯です。

また、添加物や味付けを重視するなら、シェフの無添つくりおきやわんまいるのように原材料の方針を明示しているサービスを選ぶと安心感があります。量についても、子どもには1食を2人で分ける、あるいは副菜だけ取り分けるといった調整で対応できます。子ども専用の宅食を探すより、大人向けを分ける前提で選ぶほうが選択肢は広がります。

配達エリアや受け取り方法が生活リズムと合わないことがある

サービスを気に入っても、住んでいる地域が対象外というケースは珍しくありません。デイリーコープは1都6県のみ、ワタミの宅食は北海道・青森・岩手・秋田・鳥取・沖縄が対象外、ツクリオの2人前プランは29都道府県限定、DELIPICKSは沖縄・離島が配送対象外です。申し込む前に必ず郵便番号でエリア判定をしてください。

受け取り方法も重要です。冷凍便でまとめて届くタイプは宅配業者の時間指定になるため、保育園のお迎えや習い事の送迎と重なると再配達になります。一方、ワタミの宅食は鍵付き安全ボックス、ヨシケイとデイリーコープは保冷ボックスでの置き配に対応しているので、日中不在でも受け取れます。

送料も地域で大きく変わります。九州ならnoshは10食で1,408円、わんまいるは1,080円、沖縄になるとnoshが1,918円、わんまいるが2,645円、ワタミの宅食ダイレクトが2,420円。1食あたりの表示価格だけで比べると、送料の差で順位がひっくり返ることがあります。必ず自分の地域の送料を足して計算してください。

タイプ別|わが家に合う宅食はどれ?

ここまで12社を見てきましたが、家庭の事情によって最適な選択は変わります。よくある3つのパターンごとに、もっとも相性のいいサービスを挙げておきます。

献立を考える時間をゼロにしたい家庭

何を食べるか考えること自体をやめたい。この場合はおまかせ型一択で、ワタミの宅食がもっとも徹底しています。平日5日分が毎日日替わりで届き、注文したあとの判断は一切不要です。冷蔵なので冷凍庫の残量を気にする必要もなく、受け取りも鍵付き安全ボックスで完結します。

ワタミの宅食

献立の決め方 毎日日替わりのおまかせ(注文後の判断はゼロ)
おすすめコース まごころ手鞠(惣菜4品・1食590円)/まごころおかず(主菜1品+副菜4品・1食690円)
大人2人分の月額目安 まごころ手鞠を平日5日×4週=40食で23,600円(宅配料込み)
初回特典 初めての世帯は初回1週間20%オフ(まごころ手鞠5日間2,360円=1食472円)
受け取り まごころスタッフが手渡し。不在時は鍵付き安全ボックス(無料貸出)
保存 冷蔵・当日中に消費(冷凍庫を使わない)
注意点 北海道・青森・岩手・秋田・鳥取・沖縄はエリア外。週1〜4日の注文は1食40円加算

メリット

  • 注文したあとは何を食べるかを一度も考えなくてよい
  • 宅配料が価格込みで、人数を増やしても送料が発生しない
  • 冷凍庫を使わないので、離乳食やストックのスペースを守れる
  • 不在でも鍵付きボックスで受け取れ、お迎えの時間と競合しない

デメリット

  • 子どもの苦手な食材が届いても外せない
  • 消費期限が当日中で、急な外食が入ると無駄になる
  • サービスエリア外の地域がある

エリア外の場合は、同じおまかせ型のツクリオが代替になります。週1回の配送で大皿の惣菜が届くため、毎日の受け取りが不要な点も忙しい家庭向きです。1都6県にお住まいならデイリーコープも同じ役割を果たします。

料理は続けたいけれど買い物だけ減らしたい家庭

台所に立つこと自体は嫌いではない。子どもと一緒に料理をする時間も残したい。でも献立を考えて買い出しに行くのがつらい——この場合はヨシケイがもっとも合います。その日の献立とレシピ、必要な分量の食材だけが毎日届くので、調理という工程だけを手元に残せます。

ヨシケイ

残る工程/消える工程 残るのは調理と片づけのみ。献立決めと買い物は完全に消える
子育て向きのコース プチママ(取り分けで離乳食が作れるレシピ付き・2人用5日間6,370円〜)
時短重視のコース カットミール(カット済み食材で10〜15分・2人用5日間6,490円前後)
1食あたり 約637円(プチママ2人用5日間コースの場合)
お試し お試し5daysは2人用の月〜金5日間で税込3,000円〜(1食300円〜)
受け取り 自社スタッフが毎日決まった時間に配達。不在時は保冷剤入りボックスで置き配
注意点 毎日届くため外食が重なると食材が余る。コースにより調理30分以上のものもある

メリット

  • プチママは離乳食への取り分けレシピ付きで、下の子の分を別に作らなくてよい
  • できたてを食卓に出せるので、手作りの実感が残る
  • 送料がかからず、不在でも置き配してもらえる
  • 1日単位で注文でき、必要な曜日だけ使える

デメリット

  • 火を使う時間と洗い物はゼロにならない
  • 冷蔵の食材なので当日〜翌日に使い切る必要がある
  • 予定が崩れた日の食材が余りやすい

調理時間をもっと削りたいなら同じヨシケイのカットミールへ、逆に調理はほぼゼロでいいけれど手作り感は欲しいという場合は、冷蔵の惣菜が届くシェフの無添つくりおきが近い満足感を与えてくれます。おかずのみで届く宅食の比較も、ごはんは自分で炊きたい家庭の参考になります。

まずは親の分だけ先に整えたい家庭

子どもの食事はなんとかなっている。問題は自分の分がいつも後回しになること——この場合は、単価が安く1食ずつ管理できるライフミールが最適です。1食490〜520円なので、親1人分を月20食確保しても1万円台前半で収まります。

ライフミール

親1人分の月額目安 20食9,800円+送料980円=10,780円(1食あたり約539円)
1食あたり 7食520円/10食510円/20食490円(税込・定期)
初回価格 10食セット1,900円(1食190円)※冷凍庫の無料レンタル同時申込が条件
メニュー 100種類以上から1品ずつ選択(子どもと分け合う日用に取り分けやすいメニューも選べる)
栄養基準 430kcal以下・食塩相当量2.5g以下(ごはん付きセットを除く)。糖質30g基準と15g基準
保存場所の対策 10食・20食セットの定期購入で専用冷凍庫を無料レンタル可能
注意点 冷凍庫レンタル中はスキップが12か月で2回まで。12か月未満の解約は手数料6,600円と返却送料

メリット

  • 1食490〜520円と安く、親の分だけなら月1万円台前半で回せる
  • 1品ずつ選べるので、子どもと分け合える日とそうでない日を使い分けられる
  • カロリー・塩分・糖質が明示され、産後の体調管理の目安にしやすい
  • 冷凍庫の無料レンタルで、在庫置き場ごと確保できる

デメリット

  • 冷凍庫レンタルには12か月の継続条件が実質的に付く
  • 1食ずつのパックなので、家族分を同時に温めると時間がかかる
  • 沖縄は送料1,480円と高め

妊娠期・産後で栄養面をもっと手厚くしたいならママの休食、味の満足度を優先するなら三ツ星ファームが候補になります。どちらも単価は上がりますが、親1人分に絞るなら負担は限定的です。

宅食を申し込む前にやっておく3つの準備

申し込みボタンを押す前に、5分だけ時間を取ってください。この3つを済ませておくと、初回で挫折する確率がぐっと下がります。

冷凍庫の空きスペースを実際に測っておく

冷凍タイプを選ぶなら、まず冷凍室を開けてメジャーを当ててください。確認するのは、幅・奥行き・高さの3つと、いま入っているものをどれだけ減らせるかです。冷凍弁当は1食あたり縦18cm×横15cm×厚さ3〜4cmが標準で、平置きなら1段に2〜3食、立てて並べれば5〜6食が入ります。

一般的な3ドア冷蔵庫(400L前後)の冷凍室は上下2段構成が多く、1段をまるごと空けられれば10食前後、2段なら20食が目安です。ただし実際には製氷用のトレーや冷凍野菜が入っているので、空けられるのは1段の半分程度という家庭が大半。この場合は7食セットから始めるのが無難です。

どうしても空かない場合の選択肢は3つ。ライフミールの冷凍庫無料レンタル、三ツ星ファームの冷凍庫プレゼントプラン、または冷蔵タイプ(ツクリオ・ワタミの宅食・シェフの無添つくりおき・デイリーコープ)への切り替えです。入らないものを頼んで冷凍庫の前で途方に暮れる、という事態を避けるだけで、初回の満足度はまったく変わります。

初回割引やお試しセットで味と量を確かめる

各社とも初回は大幅に安く設定されているので、これを使わない手はありません。2026年10月時点の主なお試し価格を挙げると、ワタミの宅食ダイレクトのいつでも三菜10食が3,990円(1食399円)、シェフの無添つくりおきの食卓サポートプラン初回が3,799円(送料無料)、ヨシケイのお試し5daysが2人用5日間3,000円〜、ママの休食の4食が3,960円(送料無料)、DELIPICKSのお試しセット6品が3,218円(送料無料)です。

確認したいのは3点。子どもが食べられる味かどうか、量が家族に合っているか、温めから食卓までの流れが生活リズムに収まるか。とくに3つめは見落としがちで、レンジの加熱時間が思ったより長い、容器が熱くて子どもに持たせられない、といった細かい点が継続の可否を左右します。

複数社を同時に試すのも有効です。1週間で2社のお試しを頼めば、味や容器の違いを直接比べられます。ただし冷凍庫の容量には注意してください。お試しの段階で入りきらないなら、本契約はさらに厳しいという判断材料にもなります。

スキップ・停止・解約の条件を先に確認しておく

子育て中は予定が変わります。帰省、旅行、子どもの入院、長期休暇——宅食が不要になる週は必ず出てきます。だからこそ、申し込む前にスキップと停止の条件を確認してください。

各社の条件を整理すると、ライフミールはお届け日の5日前まで(ただし冷凍庫レンタル中は12か月で2回まで)、noshは回数の縛りなしでスキップ・停止自由、DELIPICKSは次の注文確定日までスキップ・解約可能、ツクリオとシェフの無添つくりおきは回数の縛りなし、ワタミの宅食は週単位の注文なので翌週を頼まなければ自動的にお休みになります。

注意が必要なのは、割引の条件として継続が求められるプランです。ワタミの宅食ダイレクトの定期購入は3回以上のお届けが条件、三ツ星ファームの長期継続応援プランは6回以上で途中解約に7,700円、冷凍庫プレゼントプランは12回以上の継続が条件です。安い単価に惹かれて申し込む前に、その価格が何回分の継続と引き換えなのかを必ず確認してください。

子育て中の宅食についてよくある質問

最後に、子育て世帯からよく寄せられる疑問をまとめました。

宅食は毎日使わないともったいないですか?

そんなことはありません。むしろ週3日程度の利用がもっとも長続きしやすく、費用対効果も高くなります。冷凍タイプは賞味期限が数か月あるので、使わない日があっても無駄になりません。ワタミの宅食やデイリーコープのように週単位・日単位で注文できるサービスなら、必要な曜日だけ頼めます(ワタミの宅食は週1〜4日の注文だと1食40円加算)。

考え方としては、宅食を「毎日の主食」ではなく「しんどい曜日を削る道具」と捉えるのがおすすめです。習い事の送迎がある曜日、残業が多い曜日だけ宅食にすれば、月3,000円前後の追加負担で週3日分の夕食づくりが消えます。

献立は自分で選べますか?おまかせだけのサービスもありますか?

両方あります。1品ずつ選べるセレクト型は、nosh(100種類以上)、ライフミール(100種類以上)、三ツ星ファーム、DELIPICKSなど。子どもの苦手な食材を避けたい家庭には、こちらが向いています。

一方、ツクリオ・ワタミの宅食・シェフの無添つくりおき・デイリーコープは週替わりまたは日替わりのおまかせ型で、メニューを指定することはできません。その代わり、何を食べるか考える作業が完全に消えます。献立を考える負担そのものを手放したいならおまかせ型、食べ残しを減らしたいならセレクト型と考えると選びやすくなります。

子育て家庭には冷蔵と冷凍のどちらが向いていますか?

冷凍庫の空き状況で決まります。離乳食のストックや冷凍野菜で冷凍室が埋まっているなら、迷わず冷蔵タイプ(ツクリオ・ワタミの宅食・シェフの無添つくりおき・デイリーコープ)です。作りたてに近い味が残るという利点もあります。

一方で、予定が崩れやすい家庭には冷凍タイプが向いています。子どもの発熱や急な残業で食べられない日があっても、冷凍なら数か月持つので無駄になりません。冷凍庫の容量が課題なら、ライフミールの冷凍庫無料レンタルや三ツ星ファームの冷凍庫プレゼントプランで解決できる場合もあります。両方を併用し、平日は冷蔵・非常用に冷凍を数食ストックという形も現実的です。

家族分をまとめて頼むと1か月でいくらくらいかかりますか?

家族構成と置き換える日数で変わりますが、目安を挙げておきます。大人2人分を平日5日×4週(40食)なら、ライフミール20食×2回で19,600円+送料1,960円=約21,560円、ワタミの宅食まごころ手鞠なら23,600円(宅配料込み)、nosh10食×4回なら24,824円+送料(九州1,408円×4回)=約30,456円です。

家族4人分なら、ツクリオの4人前×週5食が週16,960円で月約67,840円。これは4人の夕食20日分をすべてまかなう金額で、1人1食あたり848円です。個別の冷凍弁当を4人分そろえるより割安になります。自炊の食材費(4人で1食1,600〜2,000円程度)と比べると月3万円前後の増加ですが、買い出しと調理と片づけの時間が丸ごと消える点をどう評価するかで判断が変わります。

使わない週はスキップやお休みができますか?

ほとんどのサービスでできます。ライフミールはお届け日の5日前まで、noshは回数の縛りなしでスキップ・停止が自由、DELIPICKSは次の注文確定日まで、ツクリオとシェフの無添つくりおきは回数の縛りなしでスキップ可能です。ワタミの宅食は週単位の注文なので、翌週を頼まなければ自動的にお休みになります。

ただし例外もあります。ライフミールの冷凍庫レンタル中はスキップが12か月で2回まで、シェフの無添つくりおきは配送スケジュールが確定したあとはスキップ不可、ワタミの宅食ダイレクトの定期購入は3回以上のお届けが条件です。帰省や旅行が多い家庭は、申し込み前にこの条件を確認しておいてください。

作り置きを完全にやめても栄養バランスは保てますか?

多くの宅食は管理栄養士が献立を設計しており、1食あたりのカロリー・塩分・糖質・品目数が明示されています。たとえばワタミの宅食のまごころおかずは20品目以上・400kcal基準・食塩相当量3.0g以下、ライフミールは430kcal以下・食塩相当量2.5g以下、三ツ星ファームは糖質25g以下・たんぱく質15g以上という基準です。数値が見える分、自炊より把握しやすいという面もあります。

ただし、宅食はおかず中心でごはんや汁物が付かないものが多く、野菜の量も商品によって差があります。ごはんと汁物、あるいは生野菜やくだものを足すと、全体のバランスが整いやすくなります。子どもの成長期の食事については、心配なことがあれば自治体の栄養相談やかかりつけの医師・管理栄養士に相談してください。効果や適量には個人差があります。

まとめ|献立を考える時間を手放せば、子育て中の夕方はもっと軽くなる

子育て中の食事づくりがしんどいのは、料理が下手だからでも、要領が悪いからでもありません。献立を考え、買い物に行き、調理し、片づけるという一連の作業を、子どもの世話と同時にこなすことが構造的に無理だからです。週8〜9時間をここに使っているという事実を数字で見ると、宅食の価格は決して高くないことが分かります。

12社を振り返ると、価格・メニューの選びやすさ・保存のしやすさのバランスで最初の1社を選ぶなら、1食490円からで冷凍庫の無料レンタルもあるライフミールが第一候補です。そのうえで、週末の作り置きをまるごと置き換えたいなら大皿で届くツクリオ、献立を考える作業を完全にゼロにしたいなら毎日届くワタミの宅食、子どもの苦手食材を外しながら使いたいなら1品ずつ選べるDELIPICKS(デリピックス)が中心的な選択肢になります。予定が崩れる日の保険としてはワタミの宅食ダイレクト、料理は続けたいけれど献立と買い物を手放したいならヨシケイが合います。

最後にもう一度お伝えしたいのは、全部を置き換える必要はないということです。週3日だけ宅食にして、作り置きは1〜2品に減らす。それだけで週末の2〜3時間が戻り、平日の夕方の気持ちが変わります。まずは初回割引やお試しセットで1回試して、家族の反応を見てから決めてください。冷凍庫の空きを測る、スキップ条件を確認する——この5分の準備が、続けられるかどうかを分けます。献立を考える時間を手放したその先に、子どもと過ごす夕方の時間が待っています。